2010年2月11日木曜日

BTS3

脱線しましたが、BTS様、やはり駅の看板はもう少し大きくして
頂けないでしょうか?この電車、結構窓が小さくて、駅についても
駅の名前が分からないのです。大きく窓の位置くらいにトンロー
と書いてある看板があると助かります。
改札の機械の問題につきましては、語りつくされた感もあり、
もう申し上げますまい。日本の改札が、あまりにマニアックなの
です。いいますまい、いいますまい、何度も贅肉、太もも挟まれ
ましたとはいいますまい・・
近代的なバンコクのBTSで、こうして移動できる我々は幸せです。
かつて、短パンはいて、ツクツクで移動してふっかけられたのは
今は昔です。
しかし、プロンポンから、サイアムまでどんでもない混雑になって
きました。乗車率150%くらいでしょうか?そろそろ編成を
増やしたらどうでしょう?

駅の名前が、例えばプロンポンなんか、(エンポリウム前)とか、
サラデーン(タニヤとかパッポンへ遊びに来た方はこちらです)
とか、カルチャーセンター前(・・・・・)とかそういうアナウンスが
あると、有難いです。アナウンスも、日本の車掌さんは、ちょっと
もったいぶって、あ行の音を入れますが、こちらは割りとシンプル
で、ちょっと寂しいです。日本のは、どんなアナウンスでも、男の
アナウンスは、結構その人の生活の疲れ等が匂ってきますが、
こちらは、あまりそれがない。ウイとかオイとか、合間に入れて、
たまには溜息もついて貰いたいものです。

サラデーンで降りると、通路はそのまま谷谷ビルに繋がって
いました。素晴らしい!もうほとんど日本と変わらないじゃないか?
ホームでは皆きちんと並んでいるし、なんだか皆、妙にお行儀が
いいじゃないですか?すでに気分は、シンガポールの電車から、
大手町の地下道を歩いているような気分になりました。

ところが、突然、その皆さんの歩みがはたと止まりました。
あまりにも突然なので、前の肩幅の広いオカマに抱きつき
そうになりました。オカマからは、サンシルクと、わきの下に
塗る8X4の混じった複雑な匂いがしていましたが、本人は
大真面目にそこで直立不動になりました。

そして周りをみると皆同じように直立不動。たちまち、国歌が
流れてきました。 やはりここは大手町ではなく、サラデンの駅で、
オカマはピーターではなく、チョンプーさんだったのです。
時間はちょうど6時、本当にこの国にいると、忘れた頃に
タイにいることを催促されます。

BTS公団の皆さん、色々文句は言いましたが、診断太郎に
とって、なかなか発見の多い旅になりました。
今後、できれば小生の自宅から徒歩圏内に駅を作って
頂ければ、と願ってやみません。その頃には永住権を
とって、被選挙権をとって、駅前に犬引いた銅像でもたて
られれば、言うことはありません。

ちなみにBTSとは
Bangkok Mass Transit System Public Company Limited. 

BTS2

BTSに乗って気がつくのは、日本のようにあまり雑誌を見て
いる人がいないということです。新聞を読んでる、持っている
人もいませんし、漫画雑誌、スポーツ新聞もありません。
ただボーットのっているか、携帯を覗き込んでいるかでした。

汚い話ですが、自分等、トイレの大の時でも何か読むものを
もって入らないと気がすみません。(風邪薬の注意書きでもよい)
それがないとおかしなことを考えだしそうで、怖くなります。
自分と狭い部屋に、二人っきりになりたくないのです。

さて、BTSには網棚もありませんし、網棚に漫画雑誌を置く人
もいなければ、漁る人もいません。これから、すこしづつ、
駅の中にKIOSKなどできて、電車が長距離を走るようになると、
変わるかもしれません。

診断君は、かつて駐在員でしたので、飲み会の時は運転手
を使い、電車にのることがほとんどありませんでした。家が
郊外にあるので、他の駐在員の方に比べても、その傾向が
強かったと思います。

電車にのると、人の顔の観察をする機会が増えます。
他にすることがないのですから仕方がない。
車でドアツードアの移動をしていると、その場所その場所の
雰囲気に溶け込んだ人間にしかあいませんが、電車ですと
只今移動中というわけですから、様々な空間へ向かう人が
移動中のやや中途半端な状況を共有しているわけです。

他人として振る舞い、その衣を来て目的地へ向かう。
そういう他人として振舞っているお互いを観察しながら、
目的の駅で、何事もなかったように降りていく。

いちゃいちゃするカップルも、大声でだべる女子高生も、
子供の泣き声も、それを叱る声も、ありませんでした。
日本人以上に、他人を振舞うのが上手な民族なのかな?
なんて思いました。

続く

BTS1

前略 バンコク電車公団様 診断太郎

BTS運営に関わる皆様には、日々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、最近は巷での国家警察による、飲酒運転の取締りが厳しくなって
まいりました。そこで昨日は、診断太郎も谷谷(タニヤ)の由緒ある焼肉
屋で、晩餐会がございましたので、飲酒運転だけは辞めようと、BTSを
利用させて頂いた次第です。

オンヌットから、乗車させて頂きましたが、非常に快適で、小生は、シンガ
ポールにいるような錯覚に襲われました。やはり、アッパーミドルの通勤
中高生が多く見受けられ、彼らが当たり前のように電車通勤をしているの
をみて、小生もかつて、西武池袋線で、東久留米から、大泉学園まで
通っておった幼少時を思い出し、ほろ苦い青春の味が口の中に込み
あげました。(吐き気ではございません。)

しかし、なんでしょうか?彼らの胸から下げて熱心に弄っているあれは?
あああれがブラックベリーというのですね?携帯電話だと思いますが、
えらく横幅がひろいですね?これって、結構な値段じゃないんですか?
この学校では、クラスで持っていないと、ハブにされるんでしょうか?
皆、大事そうに袋にいれて胸から下げています。それと連結器のところに
立つのは止めるように張り紙が必要なのではないでしょうか?
よほど注意しようと思いましたが、とりあえず他人の国なので遠慮して
おきました。

続く

2010年2月9日火曜日

成分と製法と性能

大学の学生は、色々なプロジェクトを抱えており、それは企業が
お金を出すものもあれば、自分でお金を出しているものもあり、
お金のある学生>コネで研究PJ ゲット
お金のない学生>運がよければ、企業との共同研究に関わる。
というように、貧富の差が、研究内容の差に現れます。

色々なコーティングの成分分析をしている学生がいましたが、
成分分析だけで終わっているのは実に勿体無い。しかし、彼らは
実社会でそのコーティングがどのように使われているのか
分かっていないわけですから、ある面仕方がない。
なんか、細かい誤差範囲の数値の違いを見つけて、それを
結果として発表している。

こうした研究の経過報告で、時々学生は教授と面談していますが、
教授の部屋の前には数人の列が出来て、そういう日は1ヶ月に
1,2回ある。学生も待ち時間が長いので、部屋の前に卓球場
があり、これはそのためなのか教授のためなのか不明だが、
面談を待つ間、卓球をしておる。

成分分析は、確かに今まで自分が思っていた処理の内容と
全く違う成分を見つけたりして大変意義深いものではある。
しかしながら、製法が明らかにPVDとかCVDとか分かっている
場合、大体の製法の予測はつくし、むしろ性能評価のほうへ
話がいってしまう。金属の元素は、成分分析で、ほぼ確定
出来ても、膜生成の製法としての補助的な、ガスなり、ケミカル
なり、下地処理なり、そういったものは、見えてこない。
おのずと性能分析主体となるが、実際に使用される
エンドユーザーでの評価に通ずる性能分析など、あまり
見たことはない。これは材料の世界でも一緒。

そもそも金型を使うのは、現場の兄ちゃん姉ちゃんであり、
この人たちの金型の扱いで状況は大きく変わってくる。
ただ現場には、真の性能評価に近いものが転がっている
筈である。 しかし、重箱の隅をつつかないと、分からない
くらいの、性能の違いを語るのは寂しい。

プレス金型の分野では、TD、CVDが、実際に劇的な様々な
効果をユーザーにはっきりとあらわせたため、あとは、歪の
問題とか、加工段取りとか、そういった方面への注意が
メインであったが、例えば
1.コーティングを採用したが、違いが明確でない。
2.むしろ悪くなった気さえする。
3.歪まないといっていたが、歪むじゃないか?
4.高い割りに大したことない。
5.用途によって得手不得手がある。
6.ローカルが、金型の寿命に逆の意味で気を使う。
>例 いつも5000もつ型が、もっと長くもっては管理上困る。
と言っている。
7.金型が持ちすぎて、2年もつので、今年の予算はない。
8. なんにせよ、現場から何も言ってこないので使えるんじゃ?

といったような、表面改質をとりまくユーザーの感想は
様々で、その評価もシビアなものから、現場の声次第という
ものも多く、用途にあった適切なコーティングの選択は
今後、ますます雲を掴むような話にもなりかねない。

それはつまり、金型へのコーティングに目だってストロング
なキャラクターが不足していることを表している。それで
性能評価を経て採用された部品への処理の方が、
安定受注できるということになる。

こうしたもやもやは、今後も続くだろう。カタサで言えば、
高価な超硬より硬い膜は沢山開発されていますが、
だから、超硬需要が減っているなんて話は聞いたことが
ない。やっぱり、超硬なのである。

育毛剤か養毛剤か、植毛か、カツラか??
勿論、こうしたもやもやの中に多くのビジネスチャンスが
あり、実際に実現し継続していることも、筆者は否定しない。
しかし、第3者機関の体系的な評価システムも、あって
いいんじゃないですか?と思うこのごろである。

2010年2月7日日曜日

ポテチです。










今日、TOPSで買い物したんですよ。そしたらね、あのおいらの
大好物のCrunchipsがあーるじゃありませんか?そしてその
上に、あのSaltlettsが・・・ブログでお金儲けする気はありま
せんが、これ本当においしいんっすよ。決め手は塩ですね。
塩がたまらない配合で混ぜてある。色々味ありますけどね、
塩でお願いします。油は向日葵の種油ですから、お日様の
太陽たあっぷり浴びて、健康にもいいらしいっす。
でも、おいらみたいに肝臓脂肪が肝臓機能の代わりをして
いるような人間は、向日葵でも危ないので、今日は悔しいが
我慢しました。その我慢で手が震えてとったのがこの
写真です。(本当は撮影禁止なので、ドキドキものでした。)

さて、このLORENZという会社は侮れません。LORENZとだけ
検索すると、スイスの時計メーカーが出てきますが、リンクを
貼りますので、
http://www.lorenz-snackworld.com/
これでご覧ください。創業1889年、ドイツの会社です。本当に
ドイツ人はビールのつまみのためなら、最高の味付けを求め
ます。おいしいです。宣伝費はもらっていません。断じて。