2010年2月25日木曜日

発音を保証しないタイ語教室 第2回















マイ ダイ ルアン ローイ 誰かがそう言っていたら、それは
あなたの悪口をいっていると思ったほうが賢明でしょう。
マイ(not)ダイ(get)ルアン(anything)ローイ
日本語で言えば、箸にも棒にもかからねえ奴ってな意味ですな?
でもよく聞いていると、自分が何か一生懸命物事をして、うまく
いかなかった、それもまったく圧倒的に実力不足で・・・
こんなときも使っています。

おーい、今日のTESTどうたっだんだよう?
マイダイルアンローイ

今度の日本人ミスばっかするな。早く日本に帰せ。
マイダイルアンローイ

ちなみに、スージーの濁点をとって、スーシースーシーという
言い方がありますが、これは予想される物事が、ぎりぎりの
状態にあるような時をいいます。
ただゴルフ場では、キャディーは常にハーシップハーシップ
(50:50)を使いますので、馴染みのない方もあるかもしれません。

ソムサックさん、あの仕事の納期はどう?明日終わりそう?
スーシースーシーカップ パヤヤームユー(後ろでデパートの混雑音)

 マイチャンペンは、 do not have to do
そこまでする必要はありませんというような意味合いがありますね。
ところがこれを信じておくと、後でとんでもない目にあうという
警戒をお願いします。

ポム マイチャイ マーチャーク ダオ
I       AM NOT   COME FROM  STAR
僕をちょっと買いかぶり過ぎていない?僕は普通の人間だ。決して
他の星からきた超人じゃないんだよ。
こんなタイ語を使う機会があるかしれませんが、法外なお小遣いを
要求されたおじさんの捨て台詞でどうでしょうか?

最後にジェオです。ジェオジェオ、スッヨー、ンギアムこれらを面と
向かって言われた場合はとりあえずすなおに喜びましょう。
ほめてくれてるんで。ちなみに影でほめる場合はあまりないようです。
最高、スゴーイ、フツウジャないよね、チョベリグ(日本を離れて長くなりますので、陳腐な日本語で申し訳ない)

2010年2月24日水曜日

溶接 溶射















先般も紹介した、プラスチック射出成型スクリューへの溶射ですが
溶接にも近く、肉盛にもなります。
名前をコルモノイといいます。ハードフェーシング合金といいます。

その形態は様々で、
金属パウダーを吹き付けるものもあれば、溶接棒形態のものも
あります。これは作業ノウハウに重要な要素があるようです。
タングステンも吹き付けられるので、ある程度の耐磨耗性を
もったものできますが、やはりメインになるのは、プラスチックや
ガラス、セメント関係、耐熱などになるようです。

特にスクリューの場合は、その修理としてよく利用されますが、簡易性
があり、処理後に表面をいじれるのが何よりの魅力です。
さらに、その上から、PVDや、硬質クロムもできるようです。

WEBでは1937年、米国ウォールコルモノイ社が開発した極めて優れた
ニッケルベースのハードフェース用合金で、耐摩耗性と同時に耐食性
にも優れている・・・とあります。

なんでも試したら面白いのではと考えておりますが、簡易性もありますが
更に品質を上げたい場合にはHVOFや、真空、プラズマ粉体肉盛法
といった高度な設備を必要とする方法もあります。
まずは、ナイロン系、ABSなどの硬い素材が入った、射出成型の
スクリューについては、問題なくいけるのでしょう。

しかし、診断君は線材せん断用のシャー歯補修などにもいけるの
では?と考えております。皆様、試したいものがあればご連絡下さい。
ただ熱変形の可能性はありますので、処理後にいじることができる
ものに限られてきます。高機能素材を溶接肉盛して補修+アルファ
の効果を期待できる、まずはそういったところから理解して入って
いこうと思います。

2010年2月21日日曜日

デブという人生3

こうしてデブを長年してきますと、やはり洋服にはいつも困ります。
デブといっても、何か運動をしてきたという訳でもないので、
そういう雰囲気すらありませんので、根拠のないデブとして生活
していかなくてはなりません。

デブで良かったなんて思ったことはありません。
1.引き出しを開けるのに、椅子を目一杯引かなくてはならない。
2.寮のおばさんに(どこの寮でも)、おかわりして嫌味を言われる。
3.洋服を買うときが、苦痛。どんなに良くフィットする服を買っても、
夕方までにくたびれるのが早い。まして同じ服で翌日まで過ごす
なんてとんでもない話。そもそも、贅肉にあわせて、服は設計
されていない。
4.戦争にいけば、的としては撃ち易い。
5.定員ギリギリのエレベーターに飛び乗るときの定番シーン。
6.ごっこ遊びは必ずキレンジャーの役。(しかし実際のキレンジャー
は大して太っていない。)
7.ベルトがしょっちゅう切れる。
8.女性には、きっとこの人はもてないだろう。誠実な人に違いない
等と、誤解される。実際もてないが・・
9.居酒屋で、(お前が頼むとワリカン負けする)といって、メニュー
を持たせてくれない。
など等

しかし、太っていていいこともあるのかも知れませんが、それが
なかなかわかりにくいのがデブの人生と言えましょう。
デブで良かったなあ・・なんて、時々じわりと懐疑的に感じる程度
です。

痩せる努力をいくらしても、胃の中のリミッターが食道の近くに
あるために、ある程度食べないと満腹感を感じません。実際の
胃のキャパはあまり変わらない筈なのに、リミッターの取り付け
位置を間違っているので、かなり後から、(しまった食べ過ぎた)
等と思うわけです。

いつも思うのですが、一人でいる時は、よく食べます。
お客さんや、ある程度の距離を保っている人だとあまり食べません。
そういう、一緒に食事をする相手との関係の中でも、食事量は
変わってきます。自分の場合、子供の頃に、ご飯を残さず食べたり、
おかわりすると、偉いほめられました。親は褒める科目を間違い
ました。よっちゃん今日は沢山残したわねえ・・・
と褒めるべきでしたね。もう遅いですが。

タイには、自分がいた会社を辞めた先輩が何人かいて、今も非常に
お世話になっておりますが、どちらも会社の社長をされており、
どちらかというとデブですが(ヒャー殺される)、何せ、お二人とも
スポーツで鍛えたデブですので、内容が違います。

先輩は、昔一緒に働いている時に、よく工場にきて、診断君を
みつけると、(おいデブ!)と大声で呼びつけました。しかし、
不思議なのは、日本語が分からない太った配送の運転手が
私より早く振り向いていたことです。タイではウワンといいますが、
ウワンだとなんか丸め込まれるみたいで、デブの苦悩が伝わって
きませんよね。その点、デブとか肥満児とか、濁点で心がかき回
されるようです。件の運転手は、そういう国境を越えた文化の
相違と本能的なデブという響きが自分の腹に適用されている
というセンスを感じ取って、その時振り向いたのかもしれません。

終わり