2010年12月25日土曜日

ご冥福をお祈りします。

ついに、こんなことになってしまいました。
その道のプロだったのに、それ以外のことは出来ない人なのに
上司の私利私欲の犠牲になってしまいました。
そして計画は確実に成就していっています。これを
黙認する神経が分かりません。しかるべきところで調べれば
分かるのでしょうが・・・

診断君のプレゼンテーションを見た人なら、この計画を
理解すべきでしょう。まあ無理でしょうが・・・お坊ちゃまには。

ご冥福をお祈りします。
診断君は日曜日から、来客があり、忙しくなってしまいます。
どこかで時間をとって、線香のひとつでもあげることが出来れば
幸いです。早いうちに、本を書き上げねばなりません。犠牲者
が増えないように。

合掌

2010年12月21日火曜日

コンピューターから始まり

かつて、コンピューターが世に出回った頃、会社で一人に一台なんて
いう状況でなかった頃、今のような世の中になるとは想像だにしません
でした。

暫くして、コンピューターが事業所に来ましたが、ちょっといじると、何度も
ハングして、厄介な代物でした。しかも結構時間がかかるので、上司
から、コンピューターをいじるのは夕方5時以降などと釘を刺されました。

E-MAILが登場して、初めて、コンピューターのありがたみが分かりました。
これすらも、FAXや電話があるのに、なんでやねんというような抵抗は
あったが、しかし、全てのやりとりが機械的に保持されるという点において
IT社会の最も重要な魅力を感じる入り口にありました。
複数の人の前で、自分の意見を主張できる喜び、しかし、それはなかなか
閉鎖的な社会ではどぎついものがあったかもしれません。

ワードやエクセルでは、やることが限られており、本当にコンピューターを
実用的に感じるようになったのは、アクセスに触れてからでした。一見単純な
ひとつの表が、視点の捉え方次第で、或いは、仕掛け次第で、どのようにも
なるデータベースソフトは魔法の杖でした。

しかし、こういうものを入れようとすると少なからず抵抗がある。感情を理論
で包んだように見せて、何かとケチをつけてくる。いわく、会社の状況が
あまり簡単に分かるようになってはよろしくないと。ところが日本が求めて
くるのは、正にそのデータで、特に業績が悪くなると、徹夜してレポート作成
しなくてはならない。コンピューターは仕事の核ではない、道具だ、と理屈は
並べるが、道具として使いこなしていない方が、”おーい君、これどうするんだ?”
なんて聞いてくる。

人間がそもそも、体の健康状態をリアルタイムに把握しておいたほうが、
後々の病気のリスクは少ないのと一緒で、会社もまた経営者がその健康
状態をリアルタイムで把握しなくてはならないが、そのために中間管理者
にレポートを何冊も作らせるのは、毎日人間ドックに通っているようなもので
誠に効率がわるい。診断君は思うのであるが、トイレが特にそうであるが
これからの家庭電気製品は、使用者の健康状態をモニターするような
機能を持ったものが売れていくであろう。

トイレは正にその代表で、弁検査、尿検査が家庭で手軽に行える。
椅子はどうであろうか?椅子に座るとその人間の骨、筋肉の状況が
具にわかるのである。血流、これも簡単に血流の滞留が起こりやすい
場所を発見できるようなものがでるだろう。声によって、喉の状態を
常に確認できる、カラオケマイクもお勧めだ。或いは声の調子が悪い
んじゃなくて、喉に小さなポリープがあるのかもしれない。
お酒やタバコについても、たとえばこのお酒を飲んで肝臓から痛みを
感じる場合、肝臓がかなり弱っていますとか、このタバコをすうと
ガン細胞と反応して、ガンが早期に発見できますとか、嗜好品の
中に、新たな可能性を辿りたい。

話はもどるが
そもそも、データベースが何たるか分かっていない人間が、コンピューター
っていうのは、オペレーターの姉ちゃんにたたかせておけばいいんじゃ
ないの?というような甘い認識で会社の経営に携わっていては下の
人間がかわいそうである。ただし、その人が天才的な経営感覚を
持っている場合は別であろう。IT化はむしろ、努力型の経営者が行う
地道な戦略である。

いまや、知識の源はインターネットであり、本屋や図書館に行くことは
めっきりなくなった。特に海外にいるものによって、インターネットは命綱
である。診断君のように小さな会社を興しても、インターネットが助けて
くれるので、あまり大きなハンデはない様である。このブログも自分が
思う以上に読者がついて頂いたが、これもまたIT化のおかげ。
お前、何コンピューターで遊んでんだよ、なんていう時代は過ぎ去ったが
一体、何人の人間が本当に自立的にITを利用しているのかもまた
心配な今日この頃である。ITは地味な産業である・・・ことでお願いします。