2011年11月28日月曜日

i-phone 中毒について・・・

この前、あまりにも気になったので、アイフォーン中毒の検査を受けたところ、結果は中期の陽性であった。
なにしろ、ここのところアイフォーンがないと、ちょっとした時間を過ごせないのだ。
一人でいる時は勿論、人と話しているときでも、気がつけば、アイフォーンの画面で何度も”の”の字を書いている。何度も、何度も、画面をロックしたり、はずしたり、ロックしたり、犬見たり、猫見たり・・・

生活のどんな時にもアイフォーンなのである。結構こいつは今まで買った携帯の中でも、丈夫なやつで、何度落としたか、何度踏みつけたか、何度水を掛けたか・・・・大体、寝るときなんか、いつもアイフォーン抱いて寝ているので、目が覚めると、3日に一度は下敷きになっている始末である。そんなときもこいつは、嫌な顔ひとつせず、パスワードを要求してくるではないか?トイレで機嫌よく、歌など歌いながら、サビの部分で、盛り上がって我を忘れ、何度か濡れたタイルの上に落としているが、こいつは本当に、丈夫なんですよ。まあ、そのアイフォーンのカバーも随分替えたので、今ので4代目となっているが、なかなかお気に入りのものに出会えない。個人的にいえば、縁のバンパーはもっと厚みが欲しい。それと、写真とか撮ったりするので、リストラップがつけれるようにしたいよね。何より、湯気の多いところ?では、防水が欲しい。

今回の検査でどれだけの、中毒症状が見つかったことか、こういう生活習慣がチェックされる以外に、どれだけのアプリを入れているのかを見られるのである。
まず、アイフォーン4の癖に、OS5.0.1を入れていたことを指摘されて、検査は始まった。
以下列挙
1.写真フォルダー以外に鍵つきのフォルダーも持っている 。>秘密主義者。というか秘密だらけなやつ。
2.Youtubeは、タイソングと、M-ONEグランプリ、サンドイッチマンなどのお気に入りが散見される。
3.ニュースというフォルダには、洪水のリアルマップが入っていた。これは半被災者としては仕方なかろう。
4.ゲームフォルダには、ファイナルファンタジー3が・・・一度クリアした痕が。この手のRPGを入れてしまうのは中毒症状中期に見られる代表的な症状である。 また、飛行機操縦ゲーム RC PLANEには、あのジャンボの操縦が可能なように、オプションが追加されていた。(ちなみにミグ27も入っていたいるので、思想的スタンスを再チェックする必要がある。)
5.音楽ソフトも色々と入っていた。オカリナの吹けるソフトと、MAGIC PIANOは相当やりこんでいる。このソフトによって、患者は、芸術への果たせなかった夢の続きを見ることができるのだろう。トルコ行進曲は弾きなれているようで、9000点がついていた。このほかに、Lyricaという、瞬時に歌詞を検索、表示するソフトがあり、アイフォーンの画面が随分唾で汚れていたことから、アイフォーンに向かって、患者が何度となくカラオケの練習をしていたことが伺えるものである。
6.Safari以外のブラウザが入っており、履歴はすべて消してあったが、恐らくこれこそが、患者の本来的嗜好の世界が隠されているのであろう。
7.E-BOOKが入っており、中身は漫画だらけ。同様に豊平文庫も持っており、こちらでは、芥川、鴎外をD/Lしているようであったが、どれも読了していない。一方、漫画の方は、ゴルゴ13、鬼兵犯科帳がもっとも多く、それ以外に、のだめカンタービレなども見受けられた。読了は当然であった。
8.Camscanというソフトで名刺を管理している。 打ち合わせでのホワイトボードの記録もアイフォーンに多々セーブされていた。
9.辞書類も色々と・・・
10.Facebook、最近はじめたようであるが、小まめに(イイネ)を入れていた。WhatsAppも入っていた。
11.Walk it というソフトで、患者がウオーキングの時に、アイフォンを万歩計代わりに使っていることが分かった。
12.彼の入れているエレベーションというマップソフトは、場所ごとの海抜の高さを表示するもので、洪水を乗り越えて営業をすべき患者としては重要なものなのであろう。
13.料理の写真をとると、その料理の色分布から、油っこさを計り、おおよそのカロリーを表示するという、オイリーオイシーというソフトはダイエットする人間には秀逸で、患者も当然ダイエットすべき体型を有していたが、その料理をとった写真履歴をみると、患者がどれだけ脂っこい食事を取っているかが分かるのみであた。
14.テンションというソフトは文字通り、電話の相手のテンションの高さを測るというものであった。
 15.トラッキングGPSというソフトは、居場所を知りたい人間の電話番号を入れると、その場所をマップに表示するソフトであった。確かに、何人かの電話番号を入れると、正確に場所を表示したが、一緒にその場にいない人間の電話番号を入れると、正確に表示できなかった。
16.ただ振動機能だけが作動するソフトがあったが、何に使うのだろうか?
17.風水をチェックするソフトが入っていた。履歴を見ると、なぜかお寺の風水ばかりチェックしていた。無宗教論者か??
18.立ち上げると、画面が点滅して、SOSの救難信号を出すソフト。その名もずばりSOS。
19.フィンガープリントは、例えば、机の上のホチキスが盗まれて、その後こっそり返されていた時に、誰彼なく、友達や同僚を疑い、指紋を照合するソフト。

該当患者は、20の壁を超えなかったので、アイフォーン中毒、中期と診断されました。

ところで、本当に便利なアイフォーンであるが、一番問題なのは、電話そのものの機能である。とにかく信号を拾わない。電話と思うからいけないのかしら?

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