2010年4月7日水曜日

おかま
















最近、おかまと付き合ってもいいんじゃないか?なんて真剣に
おもっているんです。

この前も、ある会議でタイ人女性の営業マンを連れてきた人が
いましたが、あれはおかまで間違いありません。きれいでした
が声で分かりました。こういう人は、男性の地を隠すために、
ぴちっと、化粧で固めていますから、あまり動きません。顔いじったり、
鼻くそほじくったり、そういうことをすべてしません。そういう意味で
オカマでもニューハーフといわれている人たちは、そのやや
人工的なデッサンを崩さないために、要は、人前で座禅をして
いるようなものと考えています。
ことほど左様に、男性が女性を演じるのには膨大なトレーニング
が必要だと思います。逆のほうは楽ではないのか?

おかまは、声とか、手とか、ちょっとした肩幅の広さとかで、見分けが
つく場合が多いですが、彼らにとって、一般人のそんな見分けだけの
視点は、うっとうしいものでしょう。なにしろ、日常的に座禅を組んで
いるのですから・・

親戚の子で、まあ年頃ですよ、思春期に入った男の子に彼女が
できた。可愛い彼女なんですが、ある日それがおかまだと分かった。
食事の席で、お父さん、男も女も、下の形はあまり変らないよね?
なんて得意げに聞いてきた。息子よ、それはオカマだぞ・・・

今後の高度な未来社会を思い浮かべてみると
1.男
2.女
3.外見は男だが、男が好きな人>ゲイ?
4.外見は女だが、もともとは男。手術なし。
5.外見は女だが、もともとは男。手術あり。
6. 3に近いが、本当は4,5になりたくて、容姿で諦めている。
7.外見は男だが、もともとは女。
8.外見は女だが、女が好きな人。
9.性同一障害者という名前で括られる上記の人。

下世話な話で恐縮だが、今後は7に手術が大きく加わる可能性
がある。
また、私生活と会社での生活で性をきちっと分けるような、人類が
そろそろ登場するのではないか?
性別というのも、今後記載方法が変るのではないか?性をインバー
ターのように微調整できる社会が到来してもおかしくない。
これは、逆に私は純粋な男ですよ、女ですよという人の割合が
今後急激に減ることを意味している。

こうした複雑な性の中で、人間同士の求愛行動もまた、新たな
様式を展開するのではないか?
であるから一進歩人として私はあえて、おかまと付き合ってもいいのでは?
と最近思っているのである。複雑な未来に早期に対応すべきでは
ないだろうか?

国家としてもたとえば、20歳で性の選択をするような方向へ向かうの
ではないか? こういうことは、日本ではあまり感じないが、タイでは
当たり前のように、オカマやらトムボーイ(男装麗人)を見るので、
実感として、想像が膨らんでいく。大体、人工授精とかが進歩したら、
性交渉ではなく、お互いのDNAを掛け合うという、机上の行為で
すんでいく場合もあるのではないか?

様々な、性をわたりあるく、性の渡り鳥のような奴も現われるかも
知れない。上述の様々な性にも正式名称ができるかもしれない。
そうすると、演歌などでも男、女で括られた情念の歌に、オカマの
情念を歌う歌なんかが加わり、なかなか興味深い。

勘違いしないでほしいのは、オカマをからかって、面白半分の
文書を書いているのではない。医療の進歩と、高度な性社会の
到来により、これから老人扱いされる人は、慣れない対応を
求められるのではないか?そういう意味で日本は、タイに何歩も
遅れをとっているのではないか?

そういう意味での、小生のオカマと付き合う宣言である。
街で私とオカマが幸せそうに歩いていたら、お願いですから
そっとして置いてください。 オカマだと思って付き合ってたら
普通の女の子でした、それもまたありなん。

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