2010年4月5日月曜日

ダイヤ おさらい

今、色々とプレゼンテーションを作っており、説明がわかりにくい
方は、セミナーで実際に絵や、アニメを見ていただきたいと
思います。

しかし、もうなんだか全くイメージわきませんという方も
いらっしゃるので再度ここまでをおさらいしますと・・

DLCとダイヤモンド膜というのは基本的に違います。
しかし、ダイヤモンドの優れた特性を、コーティングによって
金型なり部品なりに付加しようという目的には変わりません。
ダイヤはCという元素記号からわかるように、カーボンです。
カーボン(炭素)の中で黒鉛(グラファイト)は鉛筆とかシャープペン
シルに使うあれです。これの結合が少しかわっただけで、
ダイヤモンドになるんです。ダイヤの親戚で字を書いて
いるわけですよ。同素体とも言います。
色々と炭素を含むガスは多いですが、高温中でこのガスを
加熱することで、炭素のみが取り出され、ダイヤモンドの
結晶になるのです。もちろん、たらったらっとほんの
少しづつ出来ていきます。
DLCはダイヤモンドライクカーボンという名前から、
ダイヤみたいなカーボンという名前なわけですから、
ダイヤに近い性質をそれに近い形で実現するコーティング
なのです。ダイヤモンドの膜だなんて勘違いしている
ひともいますので・・・
このDLCの説明にまだ入っておりませんが、ダイヤは
生成できるということが重要です。

次回はDLCの説明に入ります。

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