2010年4月18日日曜日

緊迫するタイ情勢を地図で解説 2.





































バンコクをアップしてみましたが、まだ埼玉とか千葉とかが映っている状態です。
バンコクの文字とディンデーンという文字がありますね。この2つの文字
の間にDUSITと書いてあるあたりが、今回の問題の地域です。
ディンデーンは昨年の4月に、バス燃やしたり同じような騒動があったところ
です。

日本人がもっとも多くすんでいる地域はクロントイと書いてある文字の横です。
日系の工場が多いのは右下のバンパコンと北のパトンタニという地区です。
しかし、こういうことを言うと、勘違いする人が出てきます。
タイには大体、金持ちの多い地区とか、貧乏人が多い地区とか、こういう概念
は薄いように思います。だから日本人も色々なところに隠れていますよ。自分も
含め・・・金もちの家の塀の横にスラム、こういう図式が多い。
隣の人のことに関心を持たないのです。5人で夜勤に入っていて、一人がさぼ
っても、誰も、不公平だと怒らないのです。これを小乗仏教の影響だ、という
人がいます。確かにそうかもしれません。1で説明したカンボジアでは、隣の
人が連行されて殺されても、自分に危機がくるなどと考えた人が少なかった
とのことです。それで、誰も逃げ出さず、次々と殺されたわけです。
そういう意味では隣は何をする人?ってな人が多いですよ。
日本人から言えば、考えられないほど、他人のことに無関心、あるいは
無関心を装う、それがタイ人です。だからレディボーイも、女性のカップル
も多いんじゃないかと思っています。またそうしたところだから、外国人も
住みやすいのでしょう。日本人は一億総評論家ですから・・好奇心の
塊でしょ??

さてサムットプラカーンと書いていますが、これはバンコクにとっての千葉
でしょうか?この文字が書いてあるところがちょうどスワンナプーム国際
空港です。 診断君の拙宅は、この上のサパーンスーンと書いてあるところ
の”サ”あたりにいます。

バンコクから言えば、少し北のあたり、バンケーンとか、ここらが
軍の施設多いです。それと海側には当然海軍の施設が多い。
バンコクの西側には政府の施設が多い。

しかし、今回の赤シャツ騒動、タクシン派のデモは一箇所ではありません。
各所で計画、実行されていますし、この地図の中でもタクシン派に近い
企業などが、事務局を提供している場合もあります。
なにより、TAXIなんかでも赤い旗つけていればタクシン派です。
デモにかかわる危険は、ともかく、どこで何が起こってもおかしくないし、
実際に起こっているが、あまり人がなくなったりしていないのが、現状
です。死者でいえば、南部ではほぼ毎日のようにテロで人が亡くなって
いますがあれは、皆慣れたのでしょうか?

次はバンコクの中心地に行きます。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 まあ鳴り物入りで登場したDLCコーティング、日立金属の高性能工具鋼、SLD-MAGICがチャンピオンデータのPV値を発表したせいで、最近の日本ではすっかり下火になってしまいました。それにその摩擦メカニズムが面白い。なんと吸着した微量オイルがボールベアリングの結晶を作って摩擦係数を下げるらしい。
 しかも、その反応の途中でその新合金以外ではダイヤモンドを形成し、その自己潤滑効果を台無しにするという。なんともインテリジェントな鉄鋼材料だとつくづく感心しました。