2010年8月28日土曜日

@@@ 診断君深夜ラジオ 第3回 ”LIVING IN THE CITY”

かつて、診断君はデトロイトに2回行きました。
1回目は、その他大勢で、2回目は一人でした。
デトロイトにコーティングの装置のメーカーがあったから行ったわけで
すが、診断君には、この街にお目当てがあったのです。それは、
モータウンミュージックです。

私は、この偉大なる黒人音楽の匂いを嗅ぎに行きたかったのですが、
一緒にいる白人が嫌がりました。街の中は治安が悪いから嫌だと
いうのです。確か、1回目の訪米の時でした。
なにせGMの本社ビルの前に、サイドガラスを割られた車が2台止まって
いるという有様ですから、確かに治安は悪かったのでしょう。黒人、
白人と言っては悪いのだが、実際に白人は郊外に住み、黒人は街の
中にいるようでした。
夜、ベリーダンスを見に行きましたが、街の中には、そこら中で、路上
ソウルボイスが響いておりました。歌はうまいだけでは、栄光はつか
めないのでしょう。他の人間はどうか知らないが、私は、街の中を
歩きながら、感動に震えておりました。

モータウンミュージックの、JACKSON5もレコーディングしたという
スタジオで、記念撮影をしましたが、それはこじんまりとした家でした。

診断君をモータウン好きにしたのは、何といっても、スティービー
ワンダーでしょう。今は亡きレイチャールズとのセッションです。



最初に聞いたのは、LATELYだったと記憶していますが、もう、
彼のアルバムを見つけるたびに、感動しておりました。最初はTAPEでWALKMAN
CDが出来て、初めて買ったのは、MUSIC OF MY MINDです。
その中でも特に好きな曲がこれです。



もう随分太り、黒人音楽も随分と垢抜けてきましたが、診断君はいつまでも
スティービーワンダーです。

2回目にデトロイトに行った時に、先方の会社の社長がプレゼントをくれました。
それは、あの偉大なるアルバム、KEY OF LIFEでした。
またいつかアメリカに行きたいもんです。

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