2010年1月20日水曜日

射出成型のスクリュー

今日は、射出成型のスクリューを作っているローカルの工場に
行きました。以前からしっているところですが、全く別の縁で訪問し
ました。ここの社長は、ずいぶん前から自分のところのスクリュー
の寿命向上に思いをいたし、前の会社の表面処理も含め、随分
走り回ったようですが、ついに溶射に辿り着いたようです。
どんなコーティングより、窒化より、溶射が何倍も持つ・・と。
タングステン溶射です。しかし、溶射って結構温度が高く、技量が
要求されていると聞いています。溶射後に仕上げ加工も必要です。
タイには政府の研究機関も含め4,5社あったと記憶しています。
以前に、銅線のキャプスタンロールを処理してもらいましたが、
研磨したらポロポロと剥がれ、どうにも印象が悪い。
しかし彼は、豪華な工場をたてないで、高価なスイス製の装置を
入れました。なかなか執念深いやつです。膜もきれいについてい
ました。
日系企業とはあまり縁がないようですので、プラスチック金型に
縁の深い日本人を紹介することにしました。

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