2010年6月17日木曜日

洗車機 4














洗車をビジネスにしている人は、このタイで非常に多いと思う。

しかし、機械洗浄はかつて色々とミソをつけているようだ。
しかも、何より機械洗浄を否定する時に言われるのは、タイは
人件費が安いから云々である。

デパートには、必ず洗浄業者があり大勢の従業員が働いている。
一度車を普通に洗っても100バーツ以上とられているように
思う。コーティングをしないかとしつこく売り込んでくることが
あるが、これは2000bahtとか、結構高い。一台の洗車には、
30分以上はかかっていることだろう。
洗車機の通常洗いの一回のコストはおよそ15bahtである。
洗車時間は6分くらいだ。コーティングなどをしたとしても、
一回のコストは7,80バーツである。時間も数分長くなるだけだ。

手洗いは我々が買い物をしている間に洗ってくれるので、便利で
あるが、洗車業者にとっては果たしてどうなのだろうか?
車を洗う前、洗った後においておくスペースの賃貸料は、結構な
コストになっている筈である。洗車機で手離れよく洗ったほうが、
実はかなり収益性が高いのだ。現状のデパートの洗車業者
は、顧客の洗車代金から駐車場代金も払っている勘定になる。

しかも、洗車のためのスペースも、洗車機なら車2台分くらいの
スペースですんでしまう。人手もぐっと減らすことができる。
 車内の掃除くらいの人手でいい筈だ。

こうなると、洗車機の未来は明るい。人手がかかるということは
手離れが悪く、場所をとるということだ。デパートの数十台分の
駐車場を占有するコストは、結構なものだ。だから、高いコーティング
を勧めてくるのである。100bahtの洗車で車を3時間も4時間も預けら
れては、適わない。

車の集まるところに、洗車ビジネスありである。

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