2012年1月6日金曜日

新年 所感 2012

診断君ブログの読者の皆様 新年あけましておめでとうございます。

旧年中は本当に、津波、洪水と水の災害というか水に関わる天変地異に次々見舞われ、流石の診断君も、被災者一歩手前というところまで行き、随分と嫌な気分を味わいました。

ここのところ、Facebookというものに凝りだしており、これが中々、最初は馬鹿にしていたのですが(失礼)何はともあれ、古い友人探しというものは楽しいものです。おそらく、これは新しい友人を求めるという目的にも使われるのでしょうが、診断君はもうそれほど新しい友人は要らないなあなんて思うわけです。新しい出会いって、楽しいじゃない。はいそれはそうなんですがね、時として、非常に疲れます。新しい出会いよりは、新しいお気に入りのレストランを探すほうが楽しい。

こうしてみると、自分はあまり社交家ではなく、人より目だって前に出ようというタイプでもなく、どちらかというと、草陰タイプという感じがします。もとより、自分には故郷というものがないのです。東京都練馬区に生まれたものの、そこは秋田県から出てきた父母が新婚後最初に住んだ場所であり、東京っ子というわけではない。小学校、中学校、高校と電車で通うような有様で、同級生は受験戦争の荒波の中で生き別れ、大学は学生が万に届くかというマンモス校、実家の引越しも数度ありましたので、卒業アルバムもどこにあるのか分からず、まして浪人、留年、学校行かないというような恥ずかしい(いや むしろ誇りに思う)日々の中で、人のつながりなどに気を配る暇もなく、今日までやっと生きてきた次第です。

ところへ、このFacebokとやらが現れて、あら不思議、昔の友人を探してくれる。最近ついついはまってしまうのは、いたし方のないところである。今、学生時代をすごしている人は、こうしたツールを使って、お互いが生身で接している以上の情報を得ることが出来るのだろう。そもそも、我々は、一緒にいても、結構基本的なその人の情報を知らないことが多いのである。

今回もFacebookにて、色々と昔親しかった友人の検索をかけてみたが、何しろ苗字は思い出せるのだが、名前が出てこない。どうしても、どうやっても出てこない。かといって、色々と卒業名簿をネットで手に入れられないものかと思ったが、これはこれで今の情報保護の観点から、そう簡単に手に入らないよう出来ているのである。私のような実だけ太い根無し草には、このような困難が付きまとう。これが地元というものを持っている人との違いで、ナザレのイエスは生まれ故郷に入った時だけ、奇跡を発揮できなかったというが、何しろ生まれ故郷がないので、診断君はどこへ行っても、奇跡だらけなのだ。

Facebookだけでは、もの足らず、Mixiとやら、Twitterとやらに手を出そうと試みたが、流石に診断君がそこまでのめりこむのは難しい現状がある。

何より、後ろ向きの行為と揶揄されようが、診断君は今後もどしどしFacebookにて古い友人を探していこうと思うのである。こうしてある時期を共有して、今再び、生きながらえて再会できる・・・そういう喜びが、診断君44年の歴史の中で味わう日が来たのであろう。誰になにを言われようと、構わないんだ、開き直っちゃった。

 以下アドレスです。本年もよろしくお願いいたします。

http://www.facebook.com/yoshikatsu.kagoya




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