2010年11月29日月曜日

トイレについて

注意
これからちょっと下品なことを書きます。 立派な内容ですが・・・

実は診断君は、昨月に某トイレのメーカーから節水型トイレのタイでの
拡販のプロモーションについて、依頼を受けていたのである。というか
正確には、打ち合わせの時に、悪い印象を与えたが為に仕事をとり
逃がしたというのが正確である。

その大きな理由は、腰掛便器の(所謂洋式便所)節水使用について
説明を受けた時に、そのあまりに一方的な論理に思わず笑ってしま
ったのが失敗の元であった。

先方曰く、通常の大便における水の使用は1回で10リットルに及ぶ
というのである。ところが最近は、これがかなり改善され、サイホン式
というのだろうか?5,6リットルに節約されるという。診断君はこれを
聞いて、驚いた。人間様が大便をした毎に10リットルも使っておいて
水の節約も糞もないんではないか?

診断君などは汚い話、サラダや玉蜀黍を食べる機会が多く、一度
流した後にも、これらの破片は(玉蜀黍などはかなり摂取時に近い
原型を保ち、一体何のために体の中を通り過ぎたのか?と思う)
軽く、水に浮きやすく、綺麗好きの繊細な診断君にとってはそれが
その便器の水面に浮かび、後から入った人にとやかく邪推される
のもうっとうしく、2回も3回も水をフラッシュしてしまうわけであるが、
つまりそれは30リットルも水を使ってしまうわけである。

”あはははは あなたは馬鹿だなあ。そもそも便を水で流そうという
考えが硬直しているんですよ。飛行機のトイレや、昔の肥溜め
のほうがよほど進歩しているんじゃないですか?おまけに、
お尻を洗う機能までつけて、水の無駄遣いを促進しながら、
節水もないもんだ!”

こんな風になぶったので、相手も怒ってしまい、その後はタイの
気候の話題等に終始し、一応は平和的に物別れとなったのである。
所謂、円満○○という奴である。

彼らが、、もう少し忍耐があれば、今頃とんでもないアイデアを
もって日本に帰っているところであるが残念だ。

診断君は、そもそも、便器というものは、”ロダンの考える人”では
いけないのである。オートバイに乗るような形がいいと考える。
強化プラスチックの便器に座り、すこし前傾斜で、アフターバーナー
のように大便を噴射するわけである。その受け口は深くそして水車の
ようになっており(ちょうど町内会のくじ引きのがらがらのように)
そこで全て受け止める。

ことが終わった後に、尻を洗浄するその時だけ、水は使われる。
上記がらがらはそのまま回転し、遠心力で極限まで水分を飛ばし
残ったものを有機肥料として回収するわけである。

もともと大便にも、小便にも水分が大量に含まれているわけで
あるからこれを飛ばして分離することが必要なのに、わざわざ
水で流し、汚水を増やすことに力を入れる理由がさっぱり分か
らない。かつて自転車で遠出をして、便意を模様をした時に、
何度となく、自転車のサドルが便器であったらと夢想した、
診断君の発想の勝利 である。

本当は、このアイデアを公開すべきではなかったが、まあよかろう。
現在タイの陶器メーカーと本案に関する利権について協議中で
ある。

しかし、ひとつだけ寂しいことがある。
洋式便所ではことをすませ、水で流す前に、しみじみと今まで
己の中にあったものを眺め、分かりもしない内臓の状態などを
素人医療知識でああでもないこうでもないと想像するという
楽しみがある。小生の発案でこれができなくなることは誠に遺憾である。

最後に、女性用の立ち小便器サニスタンドの存在を皆様にお知らせ
したい。この言葉で画像検索してみると、我々が、いかに陶器の
便器から、進歩を遂げていない、遂げようとしないことが’分かる。
なにしろ陶器を使う、設備投資をしてしまいました・・・というところが
出発点では仕方がなかろう。

それと、タイ人は何故、トイレに紙を流すなとうるさいのだろうか?
日本では何でもないじゃない?
1.トイレの構造上
2.下水の能力上
3.トイレットロールの品質が悪い。溶けにくい。
>ちなみに、新聞交換でもらうトイレットロールは非常に水に
溶け易かった記憶がある。

誰か、教えてください。

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